Skip to content

Gitホスティングサービスについて

   

Gitホスティングサービスについての所感

世の中便利になり,差分管理のためにgitサーバをホストしてくれるサービスが多数あります。

今回はこれらのサービスについて比較した結果をまとめます。

  • bitbucket
  • gitlab
  • github
  • perforce
  • space

対象読者

  • 個人開発者(~5人程度)
  • ソフトウェア開発者(ソフトに特化した記事ではないのですが,gitを小説に使う人もいるので一応)

まとめ

サービス ポイント
github 公開リポジトリが欲しい/無料で非公開リポジトリが欲しい
gitlab 無料で非公開リポジトリが欲しい
bitbucket Web上でいろいろやりたい
perforce perforceも使いたい
space 新しもの好き

github最強疑惑

bitbucket

概要

公式サイト

昔はprivate repositoryが無料なサービスで良かったのですが,最近はどこもかしこも無料化しており取り残されているイメージ。

Pros

  • 無料項目が多い(private repository/private group)
  • Trello/Jira/Confluenceを所有するAtlassianのため他のツールとの連携を1社で済ませたい場合は便利
  • PullRequestのテンプレートを設定画面で設定することができる(他のホスティングサービスにはない、以外と便利)
  • UIが初心者向け(※個人の感想)

サービス連携

Atllasianで埋めつくすことができるすごいサービス。

ただ,Bitbucket issue/Trello/Jiraは別々に作り上げられているため用途に応じた使い分けとなり、そこが難しい。

その部分をいい感じに選択すればUIが統一され気味なので,設定はかなり楽。
正直いろいろなサービスを連携をすると多種多様な設定画面があり結構面倒でしたが,Atlassian統一がされているのでこの辺りは設定が楽でした。

UIについて

今回はPRの例ですがUIのパターンには,上から順に埋めていく系と,1画面に全て収める系の2つがありました。
bitbucketは前者となります。

上から順に埋める系だと,埋めもれが減るため初心者と一緒にやる場合は説明をあまりしなくてもいい感じに設定してくれました。

Cons

  • 機能追加が遅い?
  • サーバが弱め(サービス出たてのころと比べると見違えるが)

機能追加

PullRequest部分の機能追加が遅かった。コードサジェスト機能を2年位待ってみたのですが,一向に来ないので出ていくことにしました。

新しもの好きにはちょっと耐えられなかった。。。

gitlab

概要

公式サイト

紆余曲折ありつつも育ってきているっぽいホスティングサービス。無料の制限が一番ゆるいイメージ。

Pros

  • 無料で使える機能が多い(private group/issueのrepository横断)
  • 開発に必要なものは(程度の差こそあれ)全てを内包するので楽といえば楽
  • githubと違う感じを目指している(半面独自色が強いので乗り換えが大変なのかもしれない)

なお,初期の検討時にログインをミスりすぎてアク禁となってしまい使えなかったサービスのため,詳しくありません.

Cons

  • 独自用語のため少し戸惑う

github

概要

Pros

  • 公開リポジトリを置く場合はユーザ数の多いここが良い気がする
  • Microsoft買収後の動きがあって見ていてうれしい
  • 草が生えるw

動き

2019~2020としては

  • private無料化(teamも無料。素晴らしい)
  • スポンサー機能(public用なので具体的には知らない)
  • モバイルアプリ
    などと変化があるのは見ていて楽しいですね

見える化はモチベ的に大事

Cons

  • UIは若干複雑度が高い気がします。しっかりとした運用手順を用意するか、雰囲気で理解できる系のエンジニア向け

perforce

概要

ホスティングしてないのですが,検討対象に挙げていたので一応。
gitだけならホスティングサービスがありますが、これまで上げてきたものと比べて明らかな優位性は見つけられませんでした。

gitとは違う速度が出ます。gitも一緒に扱えます。

Pros

  • 5人まで無料(ただしperforceを使う場合はセルフホスティング)
  • 同期が速い(バイナリファイルが速い)
  • マルチプラットフォームな比較的使いやすいGUIがある
  • perforceなら排他ができる

Cons

  • 個人には(値段的に)手が出せない
  • セルフホスティングをする場合,設定が非常に面倒

実際にホスティングしてみましたが面倒でした。もうひと頑張りして欲しいですね。まあ個人は対象ではないから関係ないのでしょう。

Space

概要

Jetbrainsが満を持して出した全部乗せのサービス。

クリスマスにEAP登録したけどまだ触ってしかいません。ごめんなさい。

Pros

  • チャットからCIまで全部入っている

Cons

  • EAPなので今後のサービス形態が不安。無料で使わせて頂いている身ですし課金予定もありませんけど(申し訳ない)。

  1. 課題管理サービスについて
comments powered by Disqus